どうも真下です。

「三菱商事や三井物産は、もう高くなりすぎて手が出ない…」

「次のNISA枠、どの高配当株で埋めようか迷っている」

そんな悩みを持つ30代のサラリーマン投資家のみなさん、**双日(2768)**をチェックしていますか?

総合商社セクターは近年、ウォーレン・バフェット氏の投資や東証のPBR改革要請を受けて大きく上昇しました。その中で、5大商社に次ぐ存在として注目される双日。2026年に入り、株価は一段と強さを見せています。

今回は、資産形成真っ只中の我々30代にとって、双日は「長期保有のパートナー」になり得るのか? 事業の強みからリスクまで、忖度なしで分析します。


1. 双日(Sojitz)ってどんな会社?

双日は、2004年に「日商岩井」と「ニチメン」が合併して誕生した総合商社です。5大商社(三菱、三井、伊藤忠、住友、丸紅)や豊田通商に次ぐ、「7大商社」の一角に数えられます。

双日のここが強い!「空と車」

総合商社は「ラーメンからミサイルまで」と言われますが、双日には明確な得意分野があります。

  • 航空宇宙・交通プロジェクト(最強の強み)
    • 民間航空機の代理店として圧倒的なシェア。特にボーイング社の代理店としての歴史は長く、国内シェアはNo.1です。
    • 近年話題のビジネスジェット事業でも国内トップクラス。
  • 自動車事業
    • 新興国(中南米やアジア)での自動車組み立て・販売網が強力です。単に車を売るだけでなく、ディーラー運営を行うことで安定収益を得ています。
  • 非資源分野へのシフト
    • かつては資源価格に業績が左右されがちでしたが、現在は非資源(リテール、肥料、化学品など)で稼ぐ力を強化し、業績の安定感が増しています。

2. 足元の業績と株価指標(2026年1月時点)

2026年1月現在、双日の株価は非常に堅調に推移しています。最新の指標を見てみましょう。

指標数値(目安)評価
株価5,600円台年初から急伸中(上場来高値圏)
予想PER10.7倍割安感は薄れたが過熱感もなし
実績PBR1.12倍重要! 目標の1倍を超えて評価向上中
配当利回り約3.0%株価上昇により低下したが、依然魅力的
ROE11.7%稼ぐ力は高い(日本株平均は8%程度)

※2026年1月14日時点の市場データより算出

ポイント:PBR1倍超えの達成

双日は長年、「PBR1倍割れ(解散価値以下)」という評価に甘んじてきましたが、積極的な株主還元と成長戦略により、ついにPBR1倍の壁を突破しました。これは市場が「双日は将来、もっと成長する」と認め始めた証拠です。


3. 同業他社との比較

「じゃあ、他の商社と比べてどうなの?」という疑問に答えるため、ライバルや大手と比較してみます。

銘柄特徴PER配当利回り
双日 (2768)航空・自動車に強み。成長期待大。10.7倍3.0%
豊田通商 (8015)トヨタ系。自動車ビジネス最強。11.2倍2.8%
丸紅 (8002)穀物・電力に強み。5大商社の一角。10.5倍3.2%

比較からの結論:

5大商社と比較しても、PERなどの割安度はほぼ横並びになってきました。「出遅れ株」としての旨味は減りましたが、逆に言えば「大手と遜色ない評価を得るステージに来た」と言えます。


4. 投資する前に知っておくべき「リスク」

30代の投資は「負けないこと」が重要です。双日の死角も確認しておきましょう。

  1. 米国関税の影響(トランプ・リスク)
    • 双日は北米事業も大きいため、米国の方針転換(関税引き上げ等)の影響を受けます。2026年3月期の業績見通しでも、関税措置によるマイナス影響(約50億円規模)を織り込んでいます。
  2. 為替変動
    • 海外収益が大きいため、急速な円高が進むと利益が目減りします。
  3. 航空業界の浮き沈み
    • 強みである航空事業は、パンデミックや地政学リスクで旅客需要が減るとダイレクトに打撃を受けます。

5. まとめ:30代サラリーマンはどう動く?

双日は今、「万年割安株」から「成長株」への脱皮を図っている最中です。

  • 買いのシナリオ:
    • 航空需要の長期的な拡大を信じるなら買い。
    • 配当利回り3%を確保しつつ、将来の増配(累進配当への期待)を狙う長期投資ならアリ。
  • 様子のシナリオ:
    • 年初からの急ピッチな株価上昇(5,000円台後半へ)には過熱感もあります。一時的な調整(押し目)を待ってからエントリーするのが、サラリーマン投資家としては安全策かもしれません。

私のスタンス:

今の株価は「期待」が乗っています。全財産を突っ込むのではなく、毎月の給料から少しずつ買い付ける「単元未満株(S株など)」での積立や、調整局面を狙ったスポット購入がおすすめです。

「飛行機を見るたびに、自分の資産が増える」

そんな未来を想像できるのが、双日への投資の醍醐味かもしれません。


(注釈・免責事項)

※本記事は情報の提供を目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身で行ってください。

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