なぜ今、三菱商事なのか?

どうも真下です。

「新NISAで何を買えばいいかわからない」

「給料だけでは将来が不安。配当金という『第2の給料』が欲しい」

そんな悩みを持つ30代にとって、三菱商事(8058)はポートフォリオの守護神になり得る銘柄です。しかし、2025年11月に発表された決算(第2四半期)では、前年同期比で減益(利益が減る)となり、株価が調整する場面もありました。

「減益」と聞くと怖くなりますが、その中身を冷静に見ることが、投資で勝つための第一歩です。感情で売買せず、数字で判断していきましょう。

概要:総合商社の王者、その強みとは

三菱商事は、言わずと知れた総合商社のトップ企業です。

「カップラーメンからロケットまで」と言われた時代から進化し、現在は以下の分野に注力しています。

  • EX(エネルギートランスフォーメーション): 脱炭素、再生可能エネルギー
  • DX(デジタルトランスフォーメーション): 産業のデジタル化

最大の強みは「ポートフォリオのバランス」です。

資源(石炭・天然ガスなど)で稼ぐ爆発力と、非資源(ローソンなどのコンシューマー事業、自動車など)で稼ぐ安定力の両輪を持っています。

特に、2025年からはローソンとの連携強化など、私たちの生活に近い分野での収益基盤強化が進んでいます。これにより、資源価格が下がっても大崩れしない体質を作っています。

業績と株価指標:割安?それとも妥当?

2025年12月時点の概況を見てみましょう。

資源価格の落ち着きにより、一時の「爆益」からは正常化していますが、それでも稼ぐ力は強力です。

【主要指標まとめ(2025年12月下旬時点 参考値)】

指標数値(目安)30代サラリーマン的・解釈
株価3,500円前後分割後で買いやすい水準。30万円台でホルダーになれます。
PER (株価収益率)約10〜11倍一般的に15倍以下は割安。商社株としても適正〜やや割安圏内。
PBR (株価純資産倍率)約0.8〜0.9倍解散価値の1倍を割れています。「まだ評価不足」という見方も。
配当利回り約3.1%銀行預金とは比較にならない高水準。
年間配当110円(予想)「累進配当」を継続中。減配しない安心感は絶大。

※株価や指標は市場環境により日々変動します。

ここでのポイントは「累進配当」です。三菱商事は「減配せず、維持か増配を行う」という方針を掲げています。

30代の私たちが定年を迎える頃まで、持ち続けているだけで配当が増えていく可能性がある。これが最強のメリットです。

データ比較:ライバル商社とどう違う?

5大商社の中でも、特に人気を分け合う2社と比較してみましょう。

銘柄三菱商事 (8058)伊藤忠商事 (8001)三井物産 (8031)
特徴総合力No.1
資源・非資源のバランス良
非資源の雄
景気に左右されにくい安定感
資源最強
資源価格高騰時に爆発力あり
PER約10.5倍約12.5倍約9.5倍
利回り約3.1%約2.8%約3.3%
おすすめタイプ王道の安定成長を狙いたい人不況への耐性を重視する人資源高の波に乗りたい人

比較からの結論:

三菱商事は、伊藤忠ほどの株価プレミアム(割高感)はなく、三井物産ほど資源一本足打法でもない。「リスクとリターンのバランスが最も良い」のが特徴です。

【8001】伊藤忠商事はまだ「買い」か?バフェットも保有し続ける「非資源」の強さを徹底分析【2025年版】 はじめに:なぜ今、伊藤忠なのか? どうも真下です。 日々の業務に忙殺されているサラリーマンの皆さん、資産運用は順調...

リスク:ここだけは注意!

もちろん、リスクゼロではありません。以下の3点は頭に入れておきましょう。

  1. 資源価格の下落: エネルギー価格が暴落すると、業績に直撃します。
  2. 為替リスク: 円高に進むと、海外で稼いだ利益(円換算)が目減りします。
  3. 世界情勢: 地政学リスク(戦争や紛争)により、物流やプロジェクトが停止する恐れがあります。

しかし、三菱商事はこれらを織り込み済みで、株価も推移しています。「下がったら買い増す」くらいのメンタルでいられる余剰資金で投資することが重要です。

まとめ:30代サラリーマンはこう動く

三菱商事への投資判断まとめです。

  • 今の株価水準(PER10倍台、PBR1倍割れ)は、長期的には「買い場」の可能性が高い。
  • 「累進配当」は、老後資金を作りたい30代にとって最強の武器。
  • 一括投資ではなく、下がったタイミングで少しずつ拾う「時間分散」がおすすめ。

短期間で株価が2倍、3倍になる銘柄ではありません。しかし、忙しい本業の傍ら、「寝ている間もチャリンチャリンとお金を運んでくれる相棒」としては、これ以上ないほど頼もしい存在です。

日々の株価変動に一喜一憂せず、どっしりと構えて、三菱商事と一緒に資産を育てていきましょう。

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